この仕事を始めるまで、教師という職業は遠い世界のことだと思っていました。
教師になりたいというより、日本語を勉強するのはおもしろそうだなと思い、養成講座に通い始めました。
教育実習が近づくにつれ、教える怖さを感じ始めました。
でも、実習をしてみると、とても楽しかったです。
教師になってからは、自分に与えられたカリキュラムに従い、とにかく準備、そして、授業の繰り返し。
教師って、勉強するのがいちばんの仕事なんだなあと実感しました。
逆に言うと、教える分野を勉強するのが嫌いでなければ、そして、苦手でなければ、教師の適性はあるのではないかと思いました。
もちろん、勉強するのは好きだけど、教えるのは好きじゃないという人もいると思いますが。
教師になったからといって、いきなり全レベル教えられるわけではありません。
入った授業の準備をコツコツ繰り返していくうちに、初級から上級まで、つながるようになるのだと思います。